緑区で浅井戸ポンプ交換をおこないました

今回は横浜市緑区で浅井戸ポンプの交換をいたしました。
現場は4F建てのビル。貯水槽を使用した定圧給水方式で旧ポンプは川本ポンプの32KNB405A2.2でした。
今回は荏原製作所の浅井戸ポンプ(家庭用ポンプ)32HPE0.75に交換。
浅井戸ポンプは井戸からの給水だけではなく、受水槽との組み合せによる水道加圧用としても使用し、
しくみとしては受水槽からポンプによって各戸へ給水する方式です。
よくマンションなどで使われる給水ユニットを浅井戸ポンプに変更したもので加圧給水方式といいます。
加圧給水方式で用いられる加圧ポンプには下記があります。
- 1.減圧弁方式(高い水圧を低い水圧に制御する弁)
- 2.インバータ制御方式(速度制御)
1.は吐き出し圧力が一定となりますが、故障すると水圧が不安定になることもあり、減圧弁のメンテナンスが必要となります。
2.はインバ-タ等によりポンプ回転数を制御することで電力消費を削減でき、また給水流量や圧力を調整することで節水など省エネ効果があります。
また、減圧弁方式より運転音も小さく、最近の主流となっています。
今回使用した32HPE0.75もインバータ制御方式のポンプとなります。
では作業を見てみましょう。

旧ポンプです、左手に貯水槽があります。この貯水槽からポンプで加圧して各戸へ給水しています。

旧ポンプを撤去し、新ポンプに合うよう配管の位置を直していきます。

これが取り外した古いポンプ。

ポンプを設置。

配管を結び直していきます。

保温材を巻いたら終了です。
おおよそ4時間程度の作業でした。